【鮨】食い倒れ街道vol.1 宮島にある唯一のお鮨屋!! 天扇 TENSEN
Sakaiの突然新シリーズ。
全国のおすすめ飲食店を紹介するシリーズ「食い倒れ街道」始めたいと思います。
まずは、2019年7月に訪れたお鮨屋、天扇さんをご紹介します!
宮島唯一のお鮨屋であり、江戸前鮨という広島でも珍しいお鮨屋さんです。
お店は比較的新しいですが、ミシュラン掲載店でもあります。
外観
お店は18時に予約しました。コースはおまかせ8000円コース。(現在は価格変更されています)
18時になり、さっそく入店。
店内は落ち着きのあるスペースで、カウンターからは庭園を模したお庭が前と左側にあり、「ザ・日本」というイメージ。宮島は外国人観光客が多い分、このような雰囲気を作られているんだろうなと。
公式サイトから引用
左上・赤貝 左下・水烏賊 真ん中・中トロ 右上・鯛 右下・〆鯖
まずは、刺身から。
大好きな水烏賊。甘くねっとりな舌触りに舌鼓。
牡蠣汁
さすが宮島!牡蠣です!
あまり牡蠣汁って見ないんじゃないかと思います。
焼いてある牡蠣は汁の中に入っててもふっくら。
汁は牡蠣のポテンシャルを最大限に発揮し、牡蠣の風味があるのはもちろんのこと。なのに、えぐみ・臭さなど一切ない「これってなにも入ってないんじゃないの?」って思うほどの違和感の無さ。別でいらっしゃったお客さんも「今まで食べた牡蠣で一番おいしい!」と。
私もその意見に賛成です。
のどぐろの塩焼
のどぐろやお鮨屋ではけっこう出てくるスタンダードな一品。
でもね、かぼすの皮がクルンと結ばれています。カワイイ笑
ちょっとしたサービスは嬉しいですよね。のどぐろも脂が凄すぎるわけでもなく、程よい脂と焼き加減。焼き方で脂の印象が変わるのかな?もう少し食べて勉強してみます。
1貫目・白身魚
すいません。忘れちゃいました笑
写真を見ても、白身魚には疎く判別不能。分る方、コメントお待ちしてます。
1貫目ということで淡白なものが来るかなと想像してましたが、つまみがまぁまぁパンチがあるものばかりだったので、1貫目は脂の乗った魚の握り。
2貫目・水烏賊
出ました。刺身に続き大好きな水烏賊!
切れ目と少々炙る仕事を施された水烏賊は、若干ねっとり度が薄れたものの、烏賊本来の旨味が引き出され、刺身の時とは違う顔を見せる名役者でした。
3貫目・車海老
お綺麗な姿。神々しいです。
とても甘く、食感もよい茹で上がりでした。海老って、ゆで時間で全く味も食感も変わるから調理難しいだろうなって思いました(素人の感想)
4貫目・鯵(瀬戸内海産)
広島と言えばの魚ですよね!青魚って苦手な方が多いイメージですが、キチンと締めて、仕事がされてる青魚達は絶品です!
こちらの鯵も身が厚いのに柔らかく、少し甘みもありました。上にネギと生姜を乗せて、あっさりにも。
5貫目・鮑(山口産)
あ、アワビ。しかも、肝乗せ。…贅沢の極み。
山口って鮑が結構取れるらしいです。北九州の「照寿司」さんも山口産を使われています。
しかも、夏頃が旬なのでこの時期の鮑は絶品。今日のNo1でした。
ありがとうございました。鮑が既に美味しいのに、肝を乗せたら反則だと思います笑
6貫目・広島牛ミスジ炙り
お鮨屋さんで、牛肉が出てきました!
大将の地物を大切にされているのが垣間見える一品です。
ここで紹介ですが、こちらのワサビも広島産です。
外国人観光客と日本人観光客が両方来る中、地物と王道の食材。いいバランスで出せるのは大将の素晴らしい努力の上にあると思います。
大将に感謝。
7貫目・赤雲丹(天草産)
お山の形のウニの握り。海苔の中から覗くウニがかわいらしいです。
赤雲丹ってあまり食べ慣れてないので、如何程のものかは分かりませんが、馬糞雲丹が濃厚な分、赤雲丹はあっさり?なのかな?こちらも勉強します。
8貫目・山葵巻き(広島産)
先ほど紹介した広島産ワサビの巻物です。
コースの最後の品にぴったりです。
辛みというより、爽快感に近い味わい。シャキッとした歯ごたえと相まって、最高でした!
ここでコースは終了です。
実は、鯛と大トロの握りを撮り忘れてたので合計10貫でした。
これで、8000円というのは破格だと思いました。
地物に力を入れている大将ですが、外国人観光客やあまり江戸前鮨に馴染みがないお客さんのために、赤貝やアワビ、のどぐろなどのインパクトのある品も出されていて、色々考えていらっしゃるんだろうなと感じました。宮島に旅行される方は是非、行ってみてください!
西日本では江戸前は馴染みがなく、お鮨屋さんはやりにくいとは聞いたことはありますが、これからも頑張ってほしいです!
ごちそうさまでした。
まだまだお鮨の知識は乏しく、写真の撮り忘れ等ミスはありますが少しずつ勉強していこうと思います!
次回もよろしくお願いします!